ハピネスハッピネス

YOAKE PARADE
雨の窓辺で
ハピネス  
繋ぐ糸
彼女とチョコレート  
星の恋人
オレンジの跡  
飛べなかった僕の鳥
やさしい日々  
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Credit

Produce:山本哲也

Additional musician:
信夫正彦、朝三憲一、テツモトケンジ、小野麻衣子、徳澤青弦ほか

2002.6.25 Release 全8曲
2,100yen(税込)CXCA-1150
Information:MIDI Creative Co.,Ltd.

Review

しんしんしん。しんとした。初めて会うロコスの音楽に、ぼくのこころはしんとした。それは、ひとつの経験。それはひとつの奇跡。ロコス。 素敵なグループの誕生だ

鈴木惣一郎(ワールドスタンダード)

繊細な壊れやすい the ROCOS の音楽を聴いていると、思わず抱き締めたくなってしまう。手を繋ぎたくなってしまう。それは the ROCOS の歌の主人公が、自分よりもか弱くていていけな存在に思え、守ってあげたくなるからではない。ふだんは強がっている自分の中のフラジャイルな部分がその音楽に刺激され、共感の抱擁と握手とを、たまらず送りたくなるからだ。

中川五郎

ぱっと聴き、シンガー・ソングライター的な歌の佇まいになるほどと思うも、聴き込むにつれ、鋭敏なアンビエンスが効いてくる。モハーヴィ3やニール・ハルステッドのソロ作、あるいはヴェクセル・ガーランドの世界をルーツ・ミュージック解釈したかのような。そうした要素を加味しているのは、WORLD STANDARDの鍵盤担当にして本作のプロデュースとミックスを手掛けた山本哲也。ちょっとただごとではない一枚だ。

小野田雄 / bounce 2002年7月号より